初めまして。新入社員のO・Mです。
今回はキングソフトの数ある社内制度のうちの一つ、BCPについてご紹介いたします。
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〈BCP制度〉
BCPとは、「Business Continuity Plan」の頭文字をとったもので事業継続計画のことを示します。
自然災害や事件、テロといった緊急事態が起きた際に被害を最小限に食い止め、中核事業を継続させる。そしていち早く事業全体を復旧させるために、平常時や緊急時におけるさまざまな対策や方法をまとめた計画のことです。
平常時からBCPの重要性を認識して対策を講じておくことで、いつどんな緊急事態が起きたとしても、予め策定していたものに従いスムーズに対応することが可能になります。
そんなBCP制度ですが実際にキングソフトではどのように取り入れているのか。
管理本部執行役員である小林さんにオンラインインタビューしてきました!
写真はオンラインインタビュー中の小林さんです!
――まず初めにキングソフトにはどのようなBCPがありますか?
初動対応としては以下のものがあります。
・緊急事態の際の役割分担
・緊急連絡網の整備
・重要書類・データの管理
・非常持出品の準備
・防災用品と非常食の備蓄
・定期的に建物、設備、什器等防災の点検
・半年に1回の防災訓練・防災教育
・帰宅困難者対策
――現在まさに新型コロナウイルスの影響でBCP制度を利用していると思うのですが、いつごろから実施されましたか?
まずキングソフトでは早い段階から在宅勤務を実施しました。
3月の上旬から希望者は在宅勤務可能とし、毎日の検温/健康状態のアンケートを実施しました。そして4月からは原則在宅勤務に切り替えました。
――BCPを策定していたことで良かったことは何ですか?
在宅勤務の際にはビジネスチャットやGoogle Meet(ビデオ会議ツール)を使用することを策定していたので、大きな問題はなくスピーディーに動けました。
業態のせいもあり、在宅勤務に移ってもマイナスの影響はそこまで大きくありませんでした。
昨年度からBCPを進めていたのでアルコール消毒やマスク等の備蓄品があった点も良かったですね。
また押印のための出社、紙でのやり取りは手間や費用がかかるため無駄ということに気づき、ペーパーレス化など業務効率を推進するきっかけにもなりました。
――キングソフト独自の取り組みが何かあれば教えてください。
原則在宅勤務の中、業務上、どうしても出社をしなくてはならない社員に対して、そのことに対しての感謝と慰労の意味を込めて時間に限らず1日の出社につき5000円の手当を支給しました。
そして、車での出社も可能となり駐車代も会社支給となったため、混雑した電車での出社を避けることができました。
また、自粛期間中は在宅勤務となるので自宅で社用PCを使用することになります。家庭内での情報漏洩を避けるため、希望者には覗き見防止フィルターを支給するなどの対策も取りました。
――最後に今回BCP制度を実際に活用した感想を教えてください。
災害が起きてから事業を整えようとすると大変な労力と時間がかかります。
キングソフトでは事前にBCPを定めておくことで社員の不安要素を取り除き迅速に行動できました。
今回の新型コロナウイルスの影響で人々の考え方や価値観が変わるかもしれません。
完全に世の中が元の状態に戻るのにはとても時間がかかるし、もう以前のようには戻らない可能性だってある。
これからの会社の在り方や事業について考えなければならないと感じています。
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私たち新入社員の研修は全てオンラインにて行いました。
当初、オンラインでの研修に緊張していましたがGoogle Meetを使用し先輩社員と同期と顔を合わせ進めていくことで十分なコミュニケーションが取れ、とても充実したものになりました。
新入社員研修がスムーズに出来たのもBCPを策定していたからなのだと感じています。
この勢いでジョブローテーションも頑張りたいと思います!
以上、BCP制度についてでした。