キングソフトのおすすめ書籍~『WORK RULES!』~

みなさん、こんにちは!  キングソフト採用担当・Iです。

厳しい寒さが続いており、体調を崩される方も増えてきていますね。
インフルエンザも流行する時期ですので、体調には十分気をつけてお過ごしください。

さて突然ですが、みなさん読書はお好きですか?
本日は最近読んだお勧めの本をご紹介したいと思います。

書籍のタイトルは「ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える」。

筆者は4年連続で「最も働きやすいアメリカ企業100選」の第1位に選ばれている『Google』の人事担当上級副社長ラズロ・ボック氏です。
この本ではGoogleの人事部門が今まで取り組んできた採用、教育、人事制度、福利厚生などについて幅広く紹介されています。
私たち人事部にとって、新たな気づきや発見が多い内容です。

例えば、応募者の採用満足度を調査するアンケートを行ったり、エンジニアの昇進について自薦が行えたり、優秀な社員に社内講師として活躍してもらったりなどなど。
様々な取り組みが紹介されています。

現在キングソフトでも独自の新しい採用手法や社員教育、そして社員がもっともっと働きやすい!と感じるような環境作りに取り組んでいます。
例えば、昨年から導入された「自分を創る制度」。略して「ジブツク制度」。

これは「自己研鑽費用(年間10~30万)」を会社が負担してくれる制度なのですが、この制度の斬新なところは、「事前申請が不要」かつ「会社側からは用途の制限がない」ということ。
例えば、営業職であれば「スーツを新調する」、語学力アップのために「英会話スクールに通う」、さらに「資格取得のセミナー受講費に充てる」など、それぞれが思い思いの使い方をしています。
そして年に1度「ジブツク発表会」が実施されます。
実際にプレゼンする社員は、発表会当日にくじ引きで決定するので、全員が「いかにジブツクで仕事へのモチベーションやパフォーマンスが向上したかが伝わる」資料をしっかり作ります。

こうして、社員全員の前でプレゼンをすることで、ひとに自分の考えや想いを伝えることを練習するよい機会にもなっています。
最後に、この本の中でラズロ・ボック氏が読者に対し願っていることの一つに、「読者が自らを創業者だと考えるようになってほしい」という一節があります。
これはまさに当社が大切にしている「ベンチャー精神(起業家精神)」と同じ。
キングソフトは2016年3月に創業11周年を迎えますが、時代の変化や市場のニーズの高まりを敏感にキャッチし、スマホアプリ事業や広告事業に本格的に参入するなど、さらなる進化を続けています。
会社にとって、「ひと」は宝。
キングソフトにジョインしたい!とたくさんの方に思ってもらえるよう、そして社員全員が誇りや働きがいをもって活躍できるような環境づくりなど、人事部としてさらに貢献していきたいと考えています。